1歳を過ぎる頃から、「いや!」ということが多くなりました。初めは何が嫌なのかよく分からなかったのですが、よくよく観察してみることで「なんで?何が嫌なの??」と思うことがグッと減りました。
立ち上がり、歩くことで行動範囲が飛躍的に広がり、生活のことや自分という存在が分かるようになる時期。“意思”が出てきます。その意思が私の思っていたよりとても細かなものだったのです!
いつ、どこで、誰が、何を、どのように、、、の全てについて、こうしたい!という具体的な思いを描いているようです。
例えば、「今、お母さんの膝の上で、お茶を、コップを自分で持って、飲みたい」や「この絵本を読んでから、本棚に片付けた後で、この場所でオムツを交換して欲しい」などです。その行動や順番が少しでも違うと、「嫌だー!!!」となってしまうのです。
こうしたい!という強い思いは、成長の原動力です。明確な目的に向かって1つ1つできることが増えて行く様子をみて、人間の奥深さを改めて感じました。また、大人になってからもそのような思いを強く持つことで、どんどん成長し続けることができると思います。
さらに「その子にとって快適な環境を整えるお手伝い」「自分の気持ちや要望を表現するお手伝い」をすることで通称“イヤイヤ期“がグッと楽になります。
特に“気持ちを表現するお手伝い”はイヤイヤ期を“自己主張の成長期”として楽に過ごすポイントです!言葉が育つことで、子供は色々な感情や意思を伝えることができます。
まずは子供を良く観察しましょう。どんな行動にも必ず意味や意思があります。
“お手伝い”のヒントについては少し長くなるのでまた別記事に。
〜言葉は人生の糧 全ての子供たちに言葉を〜
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