しゃべれない赤ちゃんとのコミュニケーション:ベビーサインのすすめ

“ベビーサイン” をご存知ですか?
赤ちゃんが言葉を声に出して伝えるようになるのは、個人差が大きいですが、大体1歳〜1歳半と言われています。
ベビーサインはその前のまだ発語がない時期の赤ちゃんとでも対話ができるコミュニケーションツールです。

手話を元に作られた、主に手を使ったジェスチャーです。

動画サイトなどで、「ベビーサイン」と検索すると、実際に手話のようなサインで言葉を伝えている赤ちゃん達の映像を見ることができます。

初めてみた時は「え!こんなことできるの?!」と半信半疑でしたが、実践してみると本当にこれに助けられただけでなく、赤ちゃんだった我が子とのコミュニケーションがより楽しくなりました。

教室などでガッツリ学ばれる方もいらっしゃいますが、うちは本やYoutubeなどをみて使いたいサインを見つけて実践する、という方法を取りました。

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サインはもちろんオリジナルで作っても良いのですが、すでに開発されているベビーサインは赤ちゃんにもわかりやすい簡単な手の動きばかりなので実践しやすいと思います。写真や絵が大きくわかりやすいものを選びました。

方法は簡単で、例えば「ミルク」や「おむつ」などのサインを実際に授乳時やおむつ交換時に赤ちゃんに見えるように行います。この時ゆっくり声に出しながら行うと赤ちゃんにとってもわかりやすいでしょう。赤ちゃんは次第に、このサインと状況を関連づけていきます。初めは見ているだけの赤ちゃんも真似をしてできるようになっていきます。

息子の場合は7ヶ月頃から、「ミルク」や「美味しい」のサインができるようになり、それを皮切りに「もっともっと」「抱っこ」「お花」、、、と数が増えていきました。

ベビーサインを教えると発語が遅くなるのでは?と心配される方も多くいますが、むしろ早く発語が出ることが多いようです。ベビーサインで自分の要望や気持ちを共有できることでコミュニケーションの楽しさをより早く体験することができます。この楽しさや喜びが次の言葉を使う原動力となるからだと思われます。

実際に7ヶ月からベビーサインでのアウトプットを始めた息子は、1歳前に発語があり、1歳3ヶ月頃には50語以上、1歳6ヶ月の頃には200語以上を話すようになりました。

言葉を引き出しやすい環境づくりや気をつけるポイントについては、また後日お伝えできればと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。育児が少しでも楽しく、楽なものになりますように。



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